About

Aetheriumとは

Aetherium(エーテリウム)は、AR技術を活用してあなただけのリラックス空間を提供します。リラックス空間に深く没入し、あなただけのリラックス空間を見つけ、そして夢見心地なリラックスを堪能していただけます。

フィールド演習

Aetheriumは、フィールド演習という専修大学ネットワーク情報学部ネットワーク情報学科Dコースで取り組まれている講義の中で作成されました。

フィールド演習は、「人間ではないものたち」と自分が協働することにより自然と人間の関係を修復し、育てていくことを目標としている講義です。

Theme

"空間"との協働

私がAetheriumで協働する相手として選んだのは、空間そのものです。

「空間は、美しく在り続けたい。人間は、その空間の中で在り続けたい。」存在し続けることを前提に、互いに無理なく、より快適に在り続けることを目指し、活動を続けてきました。

私は、空間を圧迫することなく、人間にとって心地の良い空間を造り出すことを目標としたのです。

空槽

Aetheriumという名前には、「空間の場所」という意味が込められています。特に、「rium」の部分はアクアリウムなどと同じ「~の場所」という意味を持つ語です。これには、私が最初に目指していた「自分だけのアクアリウム空間」というアイディアのオリジンを含んでいます。

私はもともと魚のいる水槽と、魚のいない水槽で得られるリラックス効果に違いがあることに興味を持ち、それをテーマにしようと考えていました。ですが、このテーマは人間が一方的にリラックスを得ているだけだと気づき、解釈を広げて空間との協働をテーマに選びました。

アクアリウムからリラックスを得られるように、このAetheriumからリラックスを感じていただければと思います。空想を現実に、空槽の中であなただけの夢を満喫してください。

Prototype 1

プロトタイプ 1

Unityを用いて、検出した水平面に椅子の3Dオブジェクトを表示し、さらに大きさと回転を変更することができるようにしました。参考書に記載されているものであり、最も基本的なAR技術を理解するために作成しました。

成果物1発表会

成果物1発表会では、各々が説明用のポスターを用意し、ブースを設営し、他履修者に対して自身のアイディアを発表しました。

私も3枚の説明用ポスターに加え、プロトタイプ1、そしてBlenderで作成した3Dオブジェクトのイメージを使い発表を行いました。

また、発表用のWebサイトを作成し、Google Formのアンケートへの協力をお願いしましたが、あまり成果は得られませんでした。サイト全体の構造や、アンケートの設置位置に問題があったと反省しました。

Prototype 2

プロトタイプ2

プロトタイプ1を発展させて、複数のオブジェクトの中からドロップダウンで一つのオブジェクトを選択し、自由に配置することができるようにしました。

しかし、オブジェクトの方向や大きさに問題があり、また「片付け機能」がうまく動作しなかったので次回以降修正しなければならないと思いました。

成果物2発表会

成果物2発表会でも、3枚のポスター、プロトタイプ2、そして新しく作成した各種3Dオブジェクトによって発表を行いました。

今回は、夏季休暇中に読んだ様々な論文などから考えたこと、特に色彩心理学から着想を得た"多彩説"というものについて、私なりの考えを発表しました。

Product

Aetherium for VR

今までに作成していたAR作品をVR化したものです。ARアプリをスマートフォンにインストールするために必要なXCodeの不調により、急遽作成しました。
最終成果物発表はこちらの成果物で参加しました。空間との協働という視点ではARの方がより適していると思いますが、VRにしかできない表現でもう一つの解を見出すことができたと考えています。

プロダクトの動画はこちら